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ペットが亡くなったらどうする?ご葬儀までにできることを解説

2023/02/08

ペットが亡くなったらどうする?

家族の一員として暮らしてきた、大切なペット。

命あるものは、いつかは最期の時を迎えます。

胸が張り裂けそうなほどつらいですが、最期だからこそ、きれいなまま送り出してあげましょう。

ペットが亡くなったら“すべきこと”を紹介するので、涙をぬぐって、お別れの準備を整えてください。

手足と目にすべきこと

一般的に、ペットが亡くなってから2時間程度で死後硬直が始まるといわれています。

身体のサイズや季節によっても多少時間は前後しますが、早めに対処するに越したことはないでしょう。

手足は、丸めるように内側へ折りたたんでください。折った姿勢になると、棺桶におさめやすくなります。

目が空いているようなら、手のひらでそっと閉じてあげましょう。

身体にすべきこと

亡くなったペットの体から、体液が漏れていることもあるでしょう。

特に鼻、口、お尻は汚れやすい部分です。

できるだけきれいな身体で送ってあげるために、汚れている部分はタオルなどで拭いてください。全体的に汚れが取れたら、「ありがとう」の言葉をかけながらやさしくブラッシングしてあげましょう。

なお、「仕事から帰ったらすでに死後硬直が始まっていた」というケースもあるでしょう。そのような時は無理をせずに待つことをおすすめします。

死後硬直は、半日程度で少しずつ和らいでいきます。無理に手足を動かそうとせず、硬直が解けるまでそっとしてあげてください。

遺体の安置方法

亡くなってから葬儀・火葬までにはある程度の時間がかかるものです。

人間と同じように、ペットも亡くなった直後から腐敗が始まるのでご注意ください。

なるべく早く、正しい方法で遺体を安置すれば、お別れの時まできれいな状態を保てるでしょう。

遺体の安置に必要なもの

遺体の安置に必要なものは、以下の4つです。

・遺体を包むためのタオル(身体のサイズによってはバスタオルや毛布など)

・遺体の下に敷くためのタオル

・ドライアイス

・段ボールやペット用の棺

なお、ビニールや脱脂綿があるとさらに安心です。必要に応じてご準備ください。(遺体から体液が漏れることがあるので、タオルの下にビニールを敷いておくと汚れ防止になります。また脱脂綿を鼻や肛門に詰めると体液流出を抑制できます)

遺体の安置の手順

まず、ペットの遺体を入れる箱を用意します。安置できるものなら何でも構いませんが、「段ボールはちょっと……」という場合はペット用の棺を準備するのが良いでしょう。

箱の中には、タオルで敷き布団をつくってあげましょう。(なお体液の漏れを考慮して、敷き布団の下にビニールを敷くと安心です)

ペットを包んで寝かせる前に、ドライアイスをご用意ください。

ドライアイスで遺体を冷やすと、腐敗の進行を遅くできます。コンビニやホームセンターではほとんど市販されていないので、氷屋やインターネット通販で入手するのが良いでしょう。

冷凍庫にある保冷剤で代用する方法もありますが、市販の保冷材は持続時間が6時間ほど。ドライアイスは-78.4℃という低温で24時間保冷してくれるので、遺体をきれいな状態に保つためには保冷剤よりもドライアイスのほうがベストなのです。

ドライアイスは、遺体のお腹と背中に設置します。タオルの外側でも良いのですが、より保冷効果を上げるなら、ペットの遺体と一緒にタオルに包みましょう。特に腸は、身体の中でも一番初めに腐敗が始まる場所です。いくつか設置して、集中的に冷やしてください。

ドライアイスを設置したら、空気が入るすき間ができないようにできるだけタオルで密封します。

すべての準備・作業が終わったら、日陰で風通しの良い場所に箱ごと移動しましょう。

葬儀のタイミング

ペットに愛情を注いできた方ほど、「動かなくなっても一緒にいたい」と思うこともあるでしょう。

しかし、ペットの腐敗は進行していくばかりです。お気持ちはわかりますが、きれいなうちにお別れしたほうが、ペットもうれしいのではないでしょうか。

一般的に、暑い時期なら死後2日以内、寒い時期でも4日以内が葬儀の目安とされています。

亡くなったその日はゆっくりご自宅でお過ごしください。ペットの体を撫でたり、足あとスタンプを残したり、遺毛を取っておいたり、亡くなってからも“できること”はたくさんあります。

涙を拭ったら、最後は「ありがとう」の言葉をかけてあげてくださいね。

葬儀の方法

ペットと別れるのはつらいですが、最後だからこそ、あたたかく送り出してあげたいもの……。

ペットの葬儀は、土葬、プランター葬、自治体への依頼、火葬などさまざまな種類があります。

それぞれの葬儀方法について詳しく見ていきましょう。

土葬

自分の土地を持っている場合、土葬することが可能です。

他の動物に掘り返されないように1mくらいの深い穴を掘ったら、半分ほど石灰を撒いてください。

そこにタオルで包んだご遺体を埋葬します。(土に還りやすい素材のタオルが理想です)

遺体を収めたら、その上にさらに石灰を撒き、盛るように土を戻して完了です。

ただ、遺体が骨になるまで数年程度、骨が土に還るまで数十年かかるといわれています。遺体が残っている間に引っ越したり土地の所有者が変わったりすると思わぬトラブルに発展しかねないのでご注意ください。

プランター葬

「マンションだから庭がない」「土地を持っていない」などの場合は、プランター葬という方法もあります。

プランターに盛った土を、土葬と同じように深く掘ったら、丁寧に埋葬してあげましょう。

ただプランターはある程度サイズが限定されてしまうので、犬や猫など大きめのペットは難しいかもしれません。

自治体への依頼

自治体に連絡すれば、ペットを引き取ってもらえます。

しかし多くの自治体において、ペットは「一般廃棄物」として扱います。

ゴミと一緒に焼却されてそのまま埋められるため、遺骨が残ることはありません。

自治体への依頼を考えているなら、どのような供養となるのかあらかじめ問い合わせておくことをおすすめします。

火葬

人間と同じように、ペットも火葬にて弔うことができます。

遺骨もきれいに残るので、自宅の仏壇で供養したりアクセサリーにしたり“手元供養”できるのが大きなメリットでしょう。

スターペットセレモニーでは、移動火葬車による訪問火葬をおこなっています。

ご連絡をいただければ、お客様の都合の良い日時にご自宅まで伺います。

ペットちゃんが、大好きな飼い主さんとたくさんの時間を過ごした場所。

自宅でのお見送りなら、きっとペットちゃんも寂しくないでしょう。

移動火葬車にロゴマークや文字はついていないうえ、煙も臭いも出ない構造です。住宅街にお住まいの方も、どうぞ安心してご依頼ください。

ご家族様ごとに葬儀をおこなうため、他家のペットちゃんと一緒になることもありません。

慣れ親しんだ場所から、虹の橋へと送り出してあげましょう。

まとめ

ペットが亡くなったら、まずは手足を丸めて、目も伏せてあげてください。

汚れている部分は拭いてブラッシングすれば、生前と同じようにきれいな状態になるでしょう。

遺体は、ドライアイスと共に箱(棺)の中へ。

涙を拭ったら、できるだけ早く葬儀の方法を考えてあげてください。

スターペットセレモニーは、移動火葬者でご自宅までうかがい、ペットちゃん一人ひとりを丁寧にお見送りしています。

最後の時間を、大切な場所で。

ペットちゃんは、「さよなら」「ありがとう」の言葉を背に受けながら、安らかに虹の橋へ向かっていくでしょう。

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