友達のペットが亡くなったら? かける言葉や注意点など
2022/07/27
友達のペットが亡くなったときは、どんな言葉をかけてあげたらよいのでしょうか? この記事では、実際にかける言葉の具体例や、注意点をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
声をかけるときのマナー
友達のペットが亡くなったときは、どんな言葉をかけるべきか悩んでしまいますよね。日頃大切にしていたペットなら、なおさらです。
まず声をかける前に、友達が今どんな気持ちになっているのか考えてみましょう。話を聞いてほしい場合もありますし、そっとしておいてほしい場合もあります。友達の気持ちになって考えてみて、そっとしておいたほうがよい場合は、後日お悔みの言葉を伝えるようにしましょう。
言葉をかけるときは、ペットが亡くなったときの原因や状況に合わせて、飼い主の心に寄り添った言葉を伝えましょう。亡くなったときの原因や、飼っていた年数によって、飼い主の心情も違ってくるからです。
メールやSNSで言葉をかけるときは、軽々しくならないように十分に注意が必要です。絵文字やスタンプは避けたほうがよいでしょう。あくまで、「動物」ではなく「大切な家族」を亡くしたというスタンスで接しましょう。
言ってはいけないこと
「またペットを飼ったら?」などの言葉はNGです。言っているほうは慰めているつもりでも、言われたほうは、亡くなったペットをないがしろにされているような気持ちになります。友達はペットなら何でもよいのではなく、亡くなったペットに愛情を注いでいたのです。すぐに気持ちを切り替えて、新しいペットを飼おうという気持ちにもならないでしょう。
また「これからは旅行に行けるね」などの言葉もNGです。友達は長期の旅行に行けなくなることを承知でペットを飼っていたわけなので、旅行よりもペットのほうが大切なのです。そのペットが亡くなった今は、悲しくて旅行どころではないでしょう。たとえ、友達と旅行に行きたいと思っていても、誘うのは当分の間控えましょう。
友達は、ペットのことを単なる動物ではなく家族だと思っており、代わりとなる存在はいないということを忘れないようにしましょう。
ペットが亡くなったときにかける言葉
それでは、実際にどんな言葉をかけてあげればよいのでしょうか? 亡くなった状況別にご紹介します。
天寿を全うして亡くなった場合
「こんなにも長生きできて幸せだったと思うよ」「大切に育てられて幸せだったね」など、友達が愛情を持って育てたということを伝えてあげるとよいでしょう。
そうすると、友達も大切なペットを亡くしたというネガティブな気持ちよりも、こんなにも長く一緒にいられたというポジティブな気持ちのほうが大きくなっていきますよ。
病気で亡くなった場合
ペットが病気で亡くなった場合は、治療の段階から友達も死を意識していたことでしょう。しかし、いくら死を意識していたとは言え、やはりペットの死は辛いものです。
「最後まで見届けてくれたこと、喜んでくれていると思うよ」「家族が最後まで優しく看病してくれて幸せだったと思うよ」など、友達の辛い気持ちを和らげるような言葉をかけてあげましょう。
不慮の事故で亡くなった場合
ペットが不慮の事故で亡くなった場合は、ペットの死を受け入れることに時間がかかります。また「自分がちゃんと見ていなかったから」と自分を責める人もいるでしょう。
そんなときは「短い人生だったけど幸せだったと思うよ」「一緒に過ごした時間はかけがえのないものだよ」などの言葉をかけてあげましょう。
まとめ
友達のペットが亡くなったときに、かけてあげる言葉をご紹介しました。ペットはただの動物ではなく、その人の家族です。代わりになる存在はいないということを念頭において、言葉をかけてあげましょう。