ペット葬儀の為に仕事を休みたい。忌引き扱いはできるの?
2022/07/25
大切なペットが亡くなったときは、葬儀にも参加したいですし、心の傷を癒すためにしばらくの間会社をお休みしたいですよね。それでは、ペットのために忌引き制度は使えるのでしょうか? この記事では、ペット葬儀に関わるさまざまな疑問にお答えします。
忌引き扱いはできる?
結論から言うと、ペット葬儀のために忌引き扱いはしてくれない会社がほとんどです。ペット関連会社などの一部の企業では、ペット忌引きの制度を導入しているところもありますが、まだまだペット忌引きは社会から認められていません。
ペット葬儀で仕事を休みたい場合は、有給を取得しましょう。ただし、有給は事前に申請してからでないと使えない会社もあります。その場合は仕方ないので、有給はつきませんがお休みを取得しましょう。
ペットの具合が悪いときは
会社によっては、事前にペットが亡くなるかもしれないことを伝えておくと、当日の連絡となっても有給を使えることがあります。そのため、ペットの具合が悪いときは、あらかじめ会社にそのことを伝えておきましょう。
もちろん、ペットがそのまま回復する場合もありますが、あらかじめ伝えておくことで万が一のときの保険になります。会社側も、いきなり当日になって休みの連絡を入れられるよりは、事前に事情を打ち明けられていたほうがあなたに対する心象はよくなります。あなたへの評価が下がるのを防ぐことにも繋がりますよ。
休んだ後のフォローも忘れずに
仕事を休んだ後は、会社の他の社員へのフォローも忘れず行いましょう。あなたが休んだことによって、他の社員の人たちにシワ寄せが来ています。自分の穴を埋めてくれてことへの感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
休みが取れないときは
仕事の都合でどうしても休みが取れないときは、どうしたらよいのでしょうか。遺体の保管方法や、業者に依頼する方法をご紹介します。
遺体を保管する
当日に休みを取るのが難しい場合は、遺体を保管することが大切です。段ボールで簡易棺を作り、ビニールシートと新聞紙を敷きましょう。そこへ遺体とドライアイスを入れてあげれば、遺体の周りが冷たくなって、遺体の損傷を防げます。
業者に依頼する
ペット葬儀にはスターペットセレモニーのようにご自宅まで専用の車でお迎えにあがる訪問ペット火葬業者がいます。
家族の予定があわない。急で対応しないといけないなどの場合検討してみてはいかがでしょうか。
ペット葬儀の注意点
最後に、ペット葬儀の注意点をご紹介します。
信頼できる業者を選ぶ
ペット葬儀会社の中には、残念ながら悪徳業者もいます。たとえば、2010年にニュースになった動物の遺体の大量放棄があります。これは、悪徳業者が火葬費用を浮かすために火葬をせず、ペットの遺体をそのまま廃棄していたのでした。
ペットの火葬業者を選ぶのであれば、火葬の方法について詳しく質問し、埋葬はどこで行うのかしっかりと確認しましょう。
派手すぎる服装は避ける
実際にペット火葬に出席するのであれば、喪服でなくても構いませんが、赤や黄色などの派手すぎる服装は避けましょう。いくらペット葬儀とは言え、お葬式なのでお葬式にふさわしい服装をしたいですね。落ち着いた服装であれば、普段着でも構いませんよ。
まとめ
ペット葬儀に忌引きは使えるのかということや、ペット葬儀の注意点をご紹介しました。ペット葬儀に忌引きが使えるのは、ごく一部の会社だけとなります。忌引きの代わりに有給を取得するとよいですね。ペット葬儀では、信頼できる業者を選ぶことや、派手すぎる服装を避けることを心がけてくださいね。