ペット火葬でのお花選びのポイント

2022/04/25

愛するペットが亡くなったときは、人間の火葬のときのように綺麗なお花と一緒に送り出してあげたいですよね。お花と一緒に、生前ペットが好きだったおやつも一緒に沿えてあげると良いかもしれません。

この記事では、ペット火葬でのお花選びのポイントを解説します。この記事をお花選びの参考にしてみてください。

ペット火葬でのお花の選び方

それでは、ペット火葬ではどのようなポイントでお花を選べば良いのでしょうか。人間の葬儀の場合は菊やユリが定番ですが、ペットの場合は決まりはありません。それでは、順番に解説していきます。

色の薄いお花を選ぼう

ペット火葬では、色の濃いお花よりも色の薄いお花を選ぶのがポイントです。色の濃いお花は、見た目にも鮮やかで美しいですが、ご遺体に色が移ってしまうリスクがあるのがデメリット。できるだけ、淡い色のお花を選ぶようにしたいです。

ペットの大きさに合ったお花を選ぼう

インコやハムスターなどの小さいペットの場合は、棺も小さいため、選んだお花が大きいと入りきらないことがあります。小さいペットの場合は小さいお花を、大きいペットの場合は菊やユリなどの大きいお花を選ぶと良いですよ。

造花はNG

造花は、材質によっては棺に入れることができないため、避けたほうが良いでしょう。材質によっては、造花の燃えカスがお骨に付着するリスクがあります。造花は棺の中には入れず、飾るだけにしておくことをおすすめします。

庭のお花に注意

庭に綺麗なお花が咲いていると、ペット火葬の際に棺に入れてあげたいと思う人もいるのではないでしょうか。しかし、庭のお花には害虫がついていることもあるので、注意が必要です。

とくに火葬まで時間がある場合は、害虫によってペットの遺体が傷むことがあります。庭のお花を棺に入れる場合は、害虫がついていないかどうかよく確認しましょう。

開花したお花を選ぼう

人間の葬儀と同じように、棺に入れるのはつぼみではなく、開花したお花にしましょう。綺麗に咲いたお花を棺に入れてあげることによって、故人やペットを華やかにお送りできます。そのほうが、故人やペットもきっと喜んでくれるでしょう。

トゲのついたお花は避けよう

バラやアザミなどのトゲのついたお花は、痛みや苦しみなどのマイナスのイメージを連想させます。そのため、棺に入れるには避けるほうが良いとされています。

また、毒のあるお花も、同様の理由から避けたほうが良いでしょう。毒のあるお花には、彼岸花や水仙、スズランなどがあります。うっかり選んでしまわないように気をつけましょう。

ペット火葬におすすめのお花

最後に、ペット火葬におすすめのお花をご紹介します。花言葉も一緒にご紹介しますので、お花選びの参考にしてみてくださいね。

カスミソウ

カスミソウは小さくて可憐で、ペット火葬にはピッタリのお花です。カスミソウだけだとあまり存在感がありませんが、他のお花に沿えると花束も見栄えがしますよね。

花言葉には「無邪気」「幸福」「感謝」などがあり、今まで一緒にいてくれたペットに対して感謝の気持ちを持って送り出すのに最適のお花です。

スイートピー

スイートピーは花びらが蝶のようにひらひらしていて、かわいらしいお花です。愛らしい見た目からペット火葬にも人気がありますよ。花言葉も「門出」「優しい思い出」なので、亡きペットを送り出すお花としては最適ですね。

マーガレット

マーガレットはほぼ一年中出回っているお花なので、比較的入手しやすいというメリットがあります。花言葉には「優しい思い出」「私を忘れないで」などがあります。いろんな思い出をくれた亡きペットを送り出すのにピッタリの花言葉ですね。

まとめ

ペット火葬でのお花選びのポイントについて解説しました。基本はあなたの好きなお花でOKですが、色の濃いお花や造花、トゲや毒のあるものは避けましょう。綺麗なお花と一緒に送り出してあげると、きっと亡きペットも喜んでくれるでしょう。