ペットの形見の残し方
2024/06/05
ペットが亡くなったとき、何か形見を残しておきたくはありませんか? 形見を残しておくことで、いつでも亡くなったペットを思い出すことができます。この記事では、ペットの形見の残し方や、注意点について解説します。
ペットの形見を残す方法は?
ペットの形見を残す方法は、さまざまです。愛用品を形見にしたり、爪や毛を形見にしたり、遺骨を形見にする方法があります。それぞれについて、詳しく解説します。
愛用品を形見にする
ペットが身に着けていたペット用の衣類や、毎日遊んでいたおもちゃ、首輪やお皿などを残しておくと、ペットのことが自然と思い出されます。仏壇に飾ったり、写真の隣に添えたりすると良いですね。小さなものであれば、透明のアクリルケースに入れて飾っておいても良いかもしれません。ホコリも付きにくくなりますし、見た目も綺麗になります。
首輪をリメイクして、ストラップやキーホルダーにするのもおすすめです。ペットが毎日使っていたものには、たくさんの思い出が詰まっています。側にあると、心のよりどころになりますよ。
爪や毛を形見にする
ペットの爪や毛を形見にするという方法もあります。爪や毛なら、亡くなってからでも簡単に採取できますよ。爪や毛を小さな袋に入れて肌身離さず持ち歩くと、ペットがすぐ側にいるような感覚になります。袋に入れたまま、仏壇に供えるのも良いですね。
ペットの毛をたくさん集めることができれば、その毛をフェルト状にして、人形を作ることもできますよ。
遺骨を形見にする
遺骨を形見にすることもできます。遺骨を形見にするためには、市役所などでの共同火葬ではなく、民間の火葬業者に個別火葬をしてもらうようにしましょう。共同火葬は、他のペットたちと共同で火葬されるので、遺骨を返却してもらうことができません。
遺骨を返却してもらったら、その遺骨をアクセサリーに入れて肌身離さず持ち歩くこともできます。最近では、おしゃれなアクセサリーケースもあるので、ファッションの一部として取り入れることもできますよ。
また、お守りとして持っていたいという人もいます。そんな人のためには、遺骨を納めるお守り袋もありますよ。
ペットの形見を残すときの注意点
次に、ペットの形見を残すときの注意点について解説します。
毛や爪は保管方法に注意
毛や爪を保管する場合は、注意が必要です。湿気がひどいと、ダニがわいたりカビが生えたりするので気をつけましょう。保管する前に、必ず洗浄してから保管することをおすすめします。保管中も、定期的に洗浄したり天日干ししたりするようにしましょう。
遺骨の返却は火葬業者に確認
民間の火葬業者に頼む場合は、遺骨の返却ができるか、必ず事前に確認するようにしましょう。火葬業者に頼んでも、プランによっては遺骨の返却ができない場合があります。そんなことにならないように、事前の確認は必須です。
ペットの形見は残しておいたほうが良い?
ペットが亡くなったときは、誰でも辛いものです。思い出の品を取っておくと、ペットがもういないという辛さがこみあげてくるため、思い出の品をすべて処分する人もいます。ある程度処分することで、気持ちの整理がつき安くなることもあります。
ただ、時間が経過して辛い気持ちが和らいだときに、ペットとの楽しかった思い出を思い出したくはありませんか? 形見はそんなときにも役立ちます。また、常に身につけておくことで、天国からペットが見守ってくれているような感覚にもなれますよ。
もし形見を残そうか迷っているなら、残しておくことをおすすめします。
まとめ
ペットの形見の残し方や、注意点について解説しました。ペットの形見を残すには、愛用品や爪や毛などを取っておいたり、遺骨を返却してもらったりする方法があります。
注意点として、毛や爪はダニがわいたりカビが生えたりしないよう、洗浄して天日干しするようにしましょう。また、遺骨の返却については、必ず事前に火葬業者に確認してみてくださいね。