インコが死んでしまったら火葬はできる?
2022/09/25
大切なインコが死んでしまったら、どうしたらよいのでしょうか? 犬や猫と同じように火葬はできるのでしょうか? この記事では、インコの火葬方法や火葬までの安置の仕方、供養の方法をご紹介します。ぜひ参考にご覧ください。
インコの火葬はできるの?
インコの火葬は、自治体やペットの火葬業者で受け付けています。ただし、自治体はお骨の返却を行っていないところがほとんどです。お骨を受け取って供養してあげたい場合は、ペットの火葬業者を選びましょう。火葬業者なら、プランによってお骨の返却をしてもらえます。
インコが亡くなったらすべきこと
まず、インコが亡くなったら最初にしておきたいことをご紹介します。火葬までの間に、遺体を清めて安置しましょう。
遺体を清める
インコが亡くなったら、まずは羽毛をブラッシングしたり羽をそろえたりしてあげましょう。死後硬直が始まると、体を動かすのが難しくなります。
次に、遺体を入れる段ボールにペットシートや新聞紙を敷きます。遺体の口から体液が出てくることがあるので、この工程を忘れないようにしましょう。最後に、遺体を箱に入れます。
安置する
段ボールに入れた遺体は、火葬まで冷やしておく必要があります。小さめの段ボールであれば、冷蔵庫に入れて冷やしておくのもおすすめです。
衛生面が気になる人は、ドライアイスや保冷剤で冷やしてあげましょう。ただし、冷蔵庫よりも遺体の傷みは早まります。日の当たらない涼しい場所に安置してあげてくださいね。
火葬したら遺骨は残る?
犬や猫と違い、インコの遺骨は残すのが難しくなります。ただ、専用の火葬炉を持っている業者であれば、インコの遺骨でも残すことが可能です。事前に業者に連絡し、インコの遺骨を残せるかどうか確認しましょう。
また、業者にはさまざまなプランがありますが、合同火葬はお骨を返却することができません。お骨の返却を望む場合は、個別一任火葬か個別立会火葬を選びましょう。
遺骨はどうやって供養する?
最後に、遺骨の供養の方法について解説します。
ペット霊園に納骨
ペット霊園とはペットを供養する施設のことで、お骨をお墓に埋葬するか、納骨堂に納骨するかを選べます。
納骨堂は屋内のお墓のようなもので、ロッカータイプや棚タイプがあります。どちらもお墓の掃除を管理者が行ってくれるため、安心ですね。
庭やプランターに埋葬
自宅に庭やプランターがある場合は、そこへ遺骨を埋葬することも可能です。遺体をそのまま土葬するのであれば、臭いや害獣に掘り起こされるなどのトラブルが発生することがあります。しかし、遺骨を埋葬するのであれば、そのようなトラブルは起きません。
手元供養
仏壇に遺骨を置いて、手元供養をする方法もおすすめです。また、遺骨の一部をペンダントに入れて常に身に着けている人もいます。引っ越しの多い人にもおすすめですね。災害時など、もしものときにも持ち運びやすいことがポイントです。
散骨
海や山など、自然の場所に散骨する方法もあります。飼い主さんのお気に入りの場所に散骨すると、山に登ったり海を眺めたりする度に、その子のことを思い出せるというメリットがありますよ。
まとめ
インコが死んでしまったときの火葬方法や、供養の仕方をご紹介しました。火葬後に遺骨の返却を希望する人は、個別一任火葬か個別立会火葬を選ぶのを忘れないでくださいね。また、訪問ペット火葬という選択肢もあるので、火葬施設や霊園まで足を運ぶ時間がない人はスターペットセレモニーにご相談ください。